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もっちー

マンションに住んでいても電気自動車に乗れる?注意点を解説

更新日:8月19日


環境に優しい電気自動車は、補助金制度をはじめとする、国の後押しを受け、着実に普及しています。

しかし、電気自動車には充電器が不可欠なため、マンションにお住まいの場合、充電器がないことで、購入を躊躇している方も多いのではないでしょうか。

 

そこで本記事では、“マンションに住んでいても電気自動車を所有できるのか”という疑問にお答えします。

所有するにあたっての注意点もお伝えしますので、ぜひご一読ください。


目次


国や自治体が電気自動車の充電器の設置を推進している


近年、電気自動車の充電器を設置する新築マンションが増加しています。

都内では、改正環境確保条例により、2025年からマンションを含む新規建築物に、電気自動車の充電器の設置が義務化されることとなりました。

これにより、2025年以降に建てられる都内のマンションにお住まいになる場合は、気兼ねなく電気自動車を購入できるというわけです。

 

また、新規建築物だけではなく、既存の集合住宅においても、電気自動車の充電器を設置する際に、国や自治体から補助金が交付されます。

つまり、全国的に、電気自動車と同時に充電器の普及も推進しているということです。



自宅のマンションに電気自動車の充電器がなくても問題ない?


お住まいのマンションに電気自動車の充電器が備えられていなくても、問題なくエコカーライフを楽しむことができます。

 

以下で、その理由をお伝えします。

24時間使える充電スタンドが増加している

都内を中心に、電気自動車の充電スタンドは増加傾向にあります。

24時間営業の店舗に設置されている充電スタンドなら、原則としていつでも誰でも利用可能です。

買い物に行くついでに充電したり、利用者が少ない深夜や早朝に充電したりと、ご自身のライフスタイルに合わせて活用できます。

 

ただし、店舗が無料で駐車・充電スペースを提供してくれているからといって、充電だけのために足を運ぶのは避けるのがベターです。

何度も充電する必要がない

電気自動車が登場してから10年以上が経過し、バッテリーの性能は大きく進歩しています。

以前は、電気自動車を所有する際には、自宅に充電器を設置するのが当たり前でした。

しかし、現在では、航続距離が伸びているため、必ずしも自宅に充電器を設置しなければならないわけではありません。

 

たとえば、BYDの『ATTO3』では、一度のフル充電で約470kmの走行が可能です。

2019年に実施された日本自動車工業会の調査によると、車の月間走行距離の平均は370kmなので、ATTO3であればフル充電で1か月以上走れることになります。

 

このように、月に何度も充電する必要がないため、マンションにお住まいでも、近くの充電スタンドで十分事足りるというわけです。

 


電気自動車の充電スタンドが設置されている場所は?


マンションにお住まいであっても、近くの充電スタンドを利用すれば、問題なく電気自動車を所有できることがわかりました。

ここからは、どのような場所に充電スタンドが設置されているのかを、具体的に紹介します。

商業施設

まず、電気自動車の充電スタンドが設置されている場所として、スーパーやデパートなどの、商業施設が挙げられます。

近年は、コンビニでも充電スタンドの設置を推進しており、今後も増加していくと予想されます。

 

日常的に、よく利用するお店に充電スタンドが設置されているのは便利ですよね。

買い物のついでにコツコツ充電しておけば、快適にエコカーライフを満喫できます。

サービスエリア・パーキングエリア

高速道路のサービスエリアやパーキングエリアにも、充電スタンドが設置されているので、電気自動車で遠出をする方も安心です。

 

休憩がてら充電しておけば、走行中の充電切れを心配することなく、ドライブを楽しめます。

高速道路を利用する予定がある場合は、充電スタンドが設置されているサービスエリアやパーキングエリアを、あらかじめ確認しておきましょう。

自動車販売店

大手自動車販売店にも、充電スタンドが設置されています。

 

一部の店舗では、定額制の充電契約を設けている場合があります。

営業時間内であれば、いつでも充電できることから、充電スタンドを探す手間が省けて便利です。

また、ショールームで最新モデルの車を眺めながら充電できるのは、車好きの方にとってうれしいポイントではないでしょうか。

月極駐車場・コインパーキング

月極駐車場やコインパーキングでも、電気自動車の充電が可能です。

 

月極駐車場の場合、前日に充電しておけば、翌日にはフル充電されるため、効率的に電気自動車に乗れるわけです。

また、街中にあるコインパーキングでも充電スタンドの導入が進んでいるので、よく利用する方は、どのコインパーキングで充電できるのかを調べておくとよいでしょう。


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マンションにお住まいの方が電気自動車を所有する際の注意点


電気自動車を所有する際に、押さえておきたい注意点が3つあります。

快適なエコカーライフを実現するために、参考になれば幸いです。

注意点①購入前に充電スタンドの場所を確認しておく

マンションにお住まいの方が電気自動車を購入する際は、自宅の近くに充電スタンドがあるかどうかを必ず確認しておいてください。

 

充電スタンドの数が増えてきているとはいえ、一から探し始めるのは骨が折れますし、自宅から遠い場所にしかない場合は、不便に感じるものです。

そのため、購入後も不都合がないよう、あらかじめどこで充電するのか見当をつけておくことが重要です。

 

いざ充電しようと思っても、混雑していて利用できないということもあり得ます。

充電スタンドを1か所見つけて満足するのではなく、できれば数か所、目星をつけておいてくださいね。

注意点②充電にかかる時間を考慮する

一般的なガソリン車は、給油するのにさほど時間はかかりませんが、電気自動車は充電式なので、一定の時間がかかることを念頭に置く必要があります。

充電時間は、車種によって異なりますが、一度の充電で30分程度です。

 

ガソリン車と同じ感覚でいると「充電に時間がかかって約束の時間に遅れてしまう」という事態に陥る可能性もあるので、購入後は計画的に充電するよう心がけましょう。

注意点③1回の充電でどれだけ走れるか把握しておく

電気自動車を所有する際は、長距離の運転も視野に入れ、航続距離を知っておくことも大切です。

航続距離を把握しないまま「もう少し走れるだろう」と考えていると、目的地に到着する前に充電が切れてしまうおそれがあります。

 

たとえば、旅行や出張などで、馴染みのない土地で運転する場合、充電スタンドがすぐに見つかるとは限りません。

フル充電でどのくらい走行できるのかを把握しておけば、“距離に応じて必要なぶんの充電をしておく”“出先の充電スタンドを調べておく”など、事前に対処できます。

 

なお、車種によってフル充電で走行できる距離が異なります。

長距離運転する機会が多い方は、航続距離を調べたうえで、購入する車を決めると安心です。


充電スタンドの普及により、マンションに住んでいても電気自動車を所有することは可能!


今回は、マンションにお住まいでも電気自動車を所有できるかという疑問にお答えしました。

 

現在では、充電スタンドが普及したことで、マンションにお住まいの方でも不自由なくエコカーライフを満喫することができます。

また、電気自動車の性能は年々向上しているので、何度も充電する必要はありません。

 

マンションにお住まいで電気自動車を購入する場合は、“自宅近くの充電スタンドの有無”“フル充電での航続距離”などを必ず確認しておきましょう。

 

BYDでは、全国8,400か所以上に設置された充電器に対応している電気自動車を、多数取り扱っております。

電気自動車で快適なドライブを楽しみたい方は、ぜひお問い合わせください。


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