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【特集】BYDの電気自動車(EV)の評判を集めてみました!

更新日:2月27日

こんにちは!

東京都新宿区にある株式会社ecloreにて、事業部長をやっております望月と申します。 


先日、BYDの『ATTO3』『DOLPHIN』『SEAL』の3種に試乗させていただきまして、その確かな実力に唸ったのは記憶に新しいところです。

ただ、ここでふと「ほかの人はBYDの電気自動車にどんな感想を抱いているのだろう」ということが気になり……。

 

そこで今回は、BYDの電気自動車に対するリアルな声を、いろいろな観点で集めてみたいと思います!


目次


BYDってどんな会社?

 

はじめに、BYDという会社について、簡単におさらいしておきましょう。  

 

BYDは1995年、中国の広東省深圳(しんせん)で、バッテリーメーカーとして創業しました。  

自動車事業に乗り出したのは、2003年に中国国営の自動車メーカーを買収してからで、2022年には、かの有名なテスラを抑えて、電気自動車販売台数で世界1位に輝きます!  

 

ちなみに、BYDが日本の「乗用車市場」に参入したのは2023年からですが、実は2015年からすでに、日本国内に電気バスを導入していたんですよ。  

 

そんなBYDは、現在日本で3種類の電気自動車を販売しています。  

 

初めて日本でお披露目されたのは、SUVタイプの『ATTO3』です。  

こちらは航続距離の長さと利便性の高さを売りにしている、普段使いにぴったりなモデルです。  

続いて発売されたコンパクトカーの『DOLPHIN』は、取り回しの良さが光る、お求めやすいエントリーモデルとなっています。 

2024年6月発売のeスポーツセダン『SEAL』は、ほかの2車種にはない加速力と力強さを兼ね備えた、走る愉しみを追求できるハイエンドモデルです。 

 BYDの車種ラインナップと性能一覧

BYDの電気自動車のラインナップを、その性能と合わせてまとめました! 

 

BYDの車種ラインナップと性能一覧 

 

ATTO3 

DOLPHIN 

 

DOLPHIN Long Range 

SEAL 

 

SEAL 

AWD 

タイプ 

SUV 

コンパクトカー 

コンパクトカー 

セダン 

セダン 

乗車人数 

5名 

5名 

5名 

5名 

5名 

全長(mm) 

4,455 

4,290 

4,290 

4,800 

4,800 

全幅(mm) 

1,875 

1,770 

1,770 

1,875 

1,875 

全高(mm) 

1,615 

1,550 

1,550 

1,460 

1,460 

車両重量(kg) 

1,750 

1,520 

1,680 

2,100 

2,210 

モーター出力(kw) 

120 

70 

150 

230 

230 

電池容量(kWh) 

58.56 

44.9 

58.56 

82.56 

82.56 

最大トルク(N.m) 

310 

180 

310 

360 

360 

航続距離(km) 

470 

386 

471 

640 

575 

 

最小回転半径(m) 

5.3 

5.2 

5.2 

5.9 

5.9 

車体価格(円) 

450万 

363万 

407万円 

528万円 

605万円 

本記事の後半では、実際に乗ってみた感想や世間からの評判もお伝えするので、そちらもぜひ参考にしてください! 

BYDの電気自動車の受賞歴

BYDの電気自動車は、これまでに以下のような賞を獲得してきました。 

 

BYDの電気自動車の受賞歴(一部抜粋) 

  • Japan EV of the year 2023

  • 2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー

  • World Car Awards 2024

 

電気自動車のさらなる普及を目的としたプロジェクト『Japan EV of the year 』では、2023年、DOLPHINが最高ランクの“グランプリ”、ATTO3が“優秀賞”を受賞しています。 

どちらの車種も、電気自動車として性能が高いのはもちろん、価格とのバランスも優れている点が評価につながったようですね。 

 

また『2024-2025 日本カー・オブ・ザ・イヤー』においては、その年にもっとも注目すべき車10台に与えられる“10ベストカー”をSEALが受賞しました。 

10ベストカーの受賞は、中国の自動車メーカーとしては初の快挙とのこと! 

 

さらにBYDの電気自動車は、日本のみならず海外からも高い評価を受けています。 

それを裏づけるのはやはり、『World Car Awards 2024』でのトップ3入りでしょう。 

 

『World Car Awards』は、世界的に有名な自動車の賞で、「自動車界のオスカー」ともよばれています。 

これにノミネートされるのは、世界中のジャーナリストから認められた、ほんのひと握りの自動車だけです。 

そして驚くべきことに、DOLPHINとSEALが2024年の『World Car Awards』において、2つの部門でそれぞれトップ3入りを果たしたんです! 

 

ノミネートされるだけでも本当に素晴らしいことなのに、2つの部門でトップ3入りだなんて……。 

BYDの電気自動車が世界トップクラスだという事実を、改めて実感させられましたね。 

2024年の販売実績

BYDは2025年1月に、2024年の新車販売台数が前年比41%増の約427万台だったと発表しました。 

国産の他メーカーが400万台に満たないなかでこれだけの台数を売り上げたとあって、2025年以降の売れ行きにも注目が集まっています! 


 参照元:朝日新聞


BYDのスタッフが語る自社製品の強み

 

BYDの基礎情報と最新の車種について把握できたところで、ここからはBYDのスタッフさんに、直接自社製品の強みをお伺いしていこうと思います! 

 

今回お話していただけるのは、DOLPHINを試乗した際にサポートしてくださった、BYD横浜中央店の岡田さんです。


価格面

まずは、価格面から聞いてみましょう。 

 

望月: 

試乗の際にもお聞きしたんですが、やはりBYDは価格面での力の入れ方がすごいですよね。 

 

岡田さん: 

はい、なるべくお求めやすい価格で提供するというのは、BYD全体で強く意識している点です。 

ATTO3はメーカー小売価格が440万円なんですが、購入にあたってCEV補助金を35万円受け取れるので、実際の購入価格は405万円となります。  

DOLPHINも同額の補助金が受けられるので、スタンダードモデルなら328万円、ロングレンジモデルなら372万円で購入可能です。  

 

さらにSEALに関しては、1,000台限定の導入記念キャンペーン特別価格(※)でご提供しております。 

メーカー小売価格が528万円のところ495万円、AWDモデルなら605万円のところ572万円でお求めいただけます。 

もちろんCEV補助金も受けられて、金額はそれぞれ45万円です。 

いずれも性能の高さを考えれば、破格の値段だと自負しております。  

 

望月: 

ATTO3が、SUVにもかかわらず405万円というのもびっくりですが、DOLPHINのスタンダードモデルが300万円台前半で買えるのはもっと衝撃的です。

発売してから1年も経っていないハイエンドモデルのSEALも、500万円以下で購入できるなんて……。

お求めやすさの観点なら、ほかのどの電気自動車よりも頭一つ抜けていますね。 

※本キャンペーンは予告なく終了となる可能性がございます 

性能面

BYDの電気自動車は、安さだけが魅力ではありません。  

 

走行性能やバッテリー性能が高いのはもちろん、回転式のモニターや広いラゲッジスペースなど、運転をより快適にする装備が搭載されているのも嬉しいポイントです!   

 

岡田さん: 

これらの装備がほとんど標準で搭載されている点が、どちらの車種にも共通する強みだと考えています。 

「必要な装備を追加したら、乗り出し価格が思いのほか高くついてしまった」ということにならないので、購入に際してあれこれ悩む必要がありません。 

 

望月: 

価格が安いだけの車はありますけど、BYDは全部込みでこのお値段、というところが素晴らしいですよね!  

安全面

さらに岡田さんは、世界最高峰の安全性能を誇っていることも、BYDの電気自動車の特徴だと言います。 

 

衝突を予測した際の自動ブレーキやアラート、ドライバーの死角をカバーするアラウンドビューなど、安全装備は万全です。  

DOLPHINとSEALではそれらにくわえて、ペダルを踏み間違えた際の加速抑制機能や、お子さまの置き去りを検知する機能なども追加されています。  

 

岡田さん: 

こういった機能が高く評価されて、DOLPHINはヨーロッパでもっとも価値のあるカーアワードの一つ「Best Buy Car of Europe 2024」を受賞しました。 

さらに、ヨーロッパで実施される自動車安全テスト「Euro NCAP」では、2023年にDOLPHINとSEALが最高評価の五つ星を獲得しています。 

 

望月: 

これだけ低価格で高性能なのにプラスして、世界レベルの安全性まで兼ね備えているんですね! 

BYDの電気自動車が選ばれている理由がよくわかります。 

デザイン面

続けて岡田さんは、「デザイン面にもぜひ注目してほしい」と話します。  

 

岡田さん: 

BYDの車のデザインを手掛けるのは、メルセデス・ベンツ出身のミケーレ・パガネッティ氏や、アウディ出身のウォルフガング・エッガー氏など、非常に豪華な面々です。 

300万~400万円台の車のデザインにここまで力を入れているメーカーは、現状BYD以外にはあまり見かけませんね。 

 

望月: 

すべて試乗したからわかるんですけど、特に、内装の高級感が300万、400万円の車とは思えないんですよ。  

ATTO3とDOLPHINは結構遊びがあるデザインなのに、ぜんぜんチープな感じがないのがうまいなぁと思います。 

黒のレザーの上品さと、スポーティーなアンビエントライトが印象的なSEALも、ほかの2車種とは違った高級感がありますよね! 


さらに詳しく各車種の違いを知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。 


  

実際にBYDの車を購入したお客さまの評判

 

実際にBYDの車を購入されたお客さまからは、どのような評判を得ているのでしょうか? 

良かった点

購入された方の多くが言及しているのが、コストパフォーマンスの面です。  

やはり、全部込みで300万円台~というこのお求めやすさは、誰にとっても魅力的だと言えます。  

 

岡田さん:  

「最初から全部入りで、迷わないで済む点がいい」とおっしゃる方が特に多いですね。  

ここはBYDとしても意識していた部分なので、お客さまに喜んでいただけて幸いです。  

 

また、「走っていて気持ちが良い」という感想も多くいただいています。  

BYDの電気自動車は、モーターゆえの加速力をもちつつも、ガソリン車のようにスムーズに走り出せる調整が施されています。  

この点を、購入された方もしっかりと実感しているわけですね!  

 

岡田さん:  

走行面ではほかに、回生ブレーキの感覚にもお褒めの言葉をいただいております。  

「良い意味で電気自動車らしさがなく、既存のガソリン車から乗り換えても違和感がない」とのことでした。  

 

望月:  

私も試乗したときに同じことを思いました!  

ATTO3とDOLPHIN、SEALのいずれも、全然違和感なく運転できるんですよね。   



このほかには、以下のような声があったそうです。 

 

ATTO3・DOLPHINの購入者様からの声 

  • アクティブクルーズコントロールのおかげで高速道路の運転もすごく楽だった

  • ラゲッジスペースが広くてベビーカーも折りたたんで格納できた

  • 後部座席中央の足元にでっぱりがないので、ゆとりをもって広々と使える

 

総じて、優れたコストパフォーマンス、ドライブフィーリングの良さ、普段使いの際の利便性の高さなどが好評を博しています。 

改善してほしい点

一方で「ここは改善してほしい」という声も少なからず上がっています。  

意外と多いのが「内装が独創的すぎる」というご意見、とのこと。



望月: 

たしかに、ATTO3は特に攻めてるデザインだったので、好みが分かれる側面はあるかもしれませんね。 

 

岡田さん:  

2024年6月に販売された『SEAL』の内装には、スエードとレザーがふんだんに使用されているので、シックで落ち着いた雰囲気を感じられます。 

シンプルかつ洗礼されたデザインを好まれる方は、そちらをぜひ検討していただければと思います。  

 

また、これはBYDの電気自動車に限った話ではないのですが、「混雑しているところだと、充電スポットが空くまで待たされるのがつらい」という声もあるようです。  

この点については、日本政府が今後推進する、充電インフラの拡充に向けた取り組みに期待したいですね。  


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BYDの車に対する世間的な評判

 

続いて、ATTO3やDOLPHIN、SEALに対する世間の評判も少し見てみましょう。 

日本国内での評判

日本国内の主要な自動車メディアでも、それぞれの車種は高評価を獲得しています。  

どの記事でも、やはりというべきか、コストパフォーマンスの面で驚嘆する旨が記載されていますね。  

装備や機能、安全性やデザイン面も、その完成度の高さを称賛する記事がほとんどで、「食わず嫌いせず乗ってみるべき」とまとめるところもあるほどです!   

 

また、自動車の専門家から見てもドライブフィーリングは文句なしのようです。  

「突出した部分がなく味気ない」という意見もありましたが、普段使いが中心になるなら、むしろメリットとも言えるのではないでしょうか? 

海外での評判

BYDの車は、国内だけではなく海外での評判も上々です!  

 

そもそもATTO3とDOLPHIN、SEALはいずれも、日本で販売されるよりも前から、中国をはじめとする諸外国では流通していました。  

SEALの販売台数は現在集計中のようですが、ATTO3は2022年に販売されてから約20万台、DOLPHINは2021年の販売開始以降43万台も売り上げています!  

これだけの台数が販売されている時点で、十分に評価されていると言っても差し支えないでしょう。  

 

また、電気自動車の普及が進む海外でも、それぞれの車種はおおむね好評価を獲得しています! 

日本と同じように、コストパフォーマンスや実用性に優れる点が高く買われているようです。 


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各車種の評判

 

最後に、ATTO3とDOLPHIN、SEALそれぞれの評判をご紹介します。 

どの車種を選べばよいのか迷っている方は、ぜひ参考にしてください! 

ATTO3の評判

ATTO3は普段使いにもってこいの利便性の良さや、圧倒的なコストパフォーマンスの高さが評価されています。 

エンジンの性能も好評で、「アクセルを踏んだ分だけレスポンスが返ってくる感じ」「走り出しがスムーズ」といった口コミも見受けられますね。 

 

一方で、「高速道路だと電費が悪くなる」という意見も一部ありました。 

とはいえ街乗りがメインなら、あまり気にならないのではないでしょうか? 

DOLPHINの評判

ATTO3と同じように、DOLPHINもコストパフォーマンスの高さが評価されているようです。 

3つの車種のなかで一番お求めやすい価格ですし、そのうえCEV補助金まで受け取れるわけですから、この評価にも納得ですね。 

 

また、車内の広さや乗り心地に関する良い口コミも多くみられました。 

こういった口コミが多いと、ご家族で乗られる方や通勤で普段使いされる方も安心して購入に踏み切れるはずです。 

SEALの評判

ハイエンドモデルのSEALは、性能面での高評価がやはり目立ちます。 

スポーツモードに切り替えた際の抜群の加速力にくわえて、ハンドル操作のレスポンスも文句なしで、「この価格で買えるのが信じられない」という意見も多いですね。 

 

それから、内装に関してもみなさん非常に満足されているようです。 

SEALはBYDならではの高級感を残しつつ、シンプルで乗る人を選ばないデザインに仕上がっているので、この評価にも納得がいきます。 

 

シックで王道なデザインが好みで、走る愉しみも追求したい方にはぴったりの一台と言えるでしょう! 


BYDの車は国内外問わず良い評判を得ていた!



今回は、BYDの電気自動車に対する評判を、さまざまな観点で集めてみました!  

 

私がATTO3やDOLPHIN、SEALに試乗した際に感じた魅力は、実際に購入された方も感じていたようで、聞いた限りはどのお客さまも満足されているとのことでした!  

また、各車種は国内外でも好評を博しており、その結果が海外での販売台数の多さにつながっているのだと考えられます。  

 

「そこまで評判が良いならちょっと乗ってみたいな」と興味を持たれた方は、ぜひBYD横浜中央店まで試乗にいらしてください! 

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監修者情報

監修者:もっちー 

東京都新宿区の株式会社ecloreにて、Webサイト編集長兼Webマーケティング事業部長を担当。 

大手美容クリニックのマーケティング担当を経て参画し、現在は自社サイトである『Rank-Quest』の提供するSEOサービスを統括する。 

 

今回試乗させていただいたディーラー様:BYD横浜中央店 

所在地:神奈川県横浜市中区長者町1丁目4−14 

電話番号:0120-045-089 

営業時間:10:00~18:00(毎週火曜日、水曜日は定休日) 

 

対応いただいた担当者様:岡田智美さん 

 

『ATTO3』をはじめ、BYDの電気自動車に興味がある方は、ぜひお問い合わせください。

なお、BYD ATTO 3の試乗レポートBYD DOLPHINの試乗レポートBYD SEALの試乗レポートに試乗した際のレポートも公開しているので、ぜひ参考にしてみてください!



BYD SEALの試乗レポートはこちら

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