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『BYD DOLPHIN』を法人で利用する魅力とは?ランニングコストも解説


近年では、SCR(企業の社会的責任)を果たすために、社用車を電気自動車に切り替える動きが増えつつあります。 

そうしたなか、「どこのメーカーの電気自動車がいいの?」とお悩みの企業様もいらっしゃるのではないでしょうか。 

 

そこで今回は、中国の電気自動車メーカー“BYD”が販売する『BYD DOLPHIN』を社用車として利用する魅力を解説します。 

環境に配慮し、かつ快適な乗り心地の電気自動車をお探しの企業様は、ぜひ最後までご覧ください。

 

目次

2.BYD DOLPHINを社用車として利用する魅力


DOLPHINの基本情報

 

BYD DOLPHINには、“Baseline”と“Long Range”の2つのモデルが用意されています。 

まずは以下の表で、それぞれの基本的な仕様を見ていきましょう。 

 

BYD DOLPHINの基本情報 

項目 

内容

内容 

モデル 

BYD DOLPHIN Baseline(ドルフィン ベースライン) 

BYD DOLPHIN Long Range(ドルフィン ロングレンジ) 

駆動方式 

前輪駆動 

前輪駆動

全長/全幅/全高/ホイールベース(mm) 

4,290×1,770×1,550×2,700 

4,290×1,770×1,550×2,700

車両重量(kg) 

1,520 

1,680 

乗車定員(名) 

5

最小回転半径(m) 

5.2 

5.2 

一充電走行距離(km) 

400 

476 

・電動機

種類 

交流同期電動機 

交流同期電動機

・電動機

定格出力(kW) 

35 

65 

・電動機

最高出力(ネット値)kW(Ps) 

70(95) 

150(204) 

・電動機

最大トルク(ネット値)N・m(kgm) 

180(18.4) 

310(31.6) 

・パワーバッテリー 

種類 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 

リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 

・パワーバッテリー

総電力量(kWh) 

44.9 

58.56 

・諸装備 

フロントサスペンション 

マクファーソンストラット 

マクファーソンストラット

・諸装備

リアサスペンション 

トーションビーム 

マルチリンク 

・諸装備

フロントブレーキ 

ベンチレーテッドディスク 

ベンチレーテッドディスク

・諸装備

リアブレーキ 

ソリッドディスク 

ソリッドディスク

・諸装備

使用タイヤサイズ 

205/55 R16 91V 

205/55 R16 91V

・諸装備

メーカー希望小売価格(税込) 

299万2,000円 

374万円 

BYD DOLPHINは2025年4月1日より、新価格による販売が開始されました。 

両モデルの車両価格は、Baselineが299万2,000円、Long Rangeが374万円に設定され、以前よりもお求めやすい価格となっています。 

車両価格が400万円を超えることも珍しくない電気自動車において、この価格を実現したBYD DOLPHINはコストパフォーマンスに優れた車両であるといえます。 


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BYD DOLPHINを社用車として利用する魅力

 

ここでは、数ある電気自動車のなかで、BYD DOLPHINを社用車として利用する魅力を解説します。 


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長距離運転でも安心な航続距離

仕事で長距離の移動が発生する場面でも、BYD DOLPHINであればバッテリーの残量を気にし過ぎることなく、安心して利用できます。 

 

BYD DOLPHINは、Baselineで約400km、Long Rangeで約476kmという航続距離を実現しています。 

東京から名古屋までの距離が約350kmであることを踏まえると、航続距離の長さがイメージしやすいのではないでしょうか。 

 

これだけの十分な航続距離を有するBYD DOLPHINであれば、複数の取引先への訪問や、県をまたぐ出張のように長距離運転が発生する場面でも大いに活躍してくれるはずです。 

小回りが利きやすいスマートなボディ 

社用車に向いている理由の一つとして、BYD DOLPHINのスマートなボディによって実現する小回りの利きやすさも挙げられます。 

 

営業先に行くために、狭い路地を通らなければならず、車体をぶつけないかとヒヤヒヤした経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。 

BYD DOLPHINであれば、最小回転半径が5.2mと、優れた小回り性能を持っているため住宅街や小路でもスムーズな移動が叶います。 

 

また車体がスマートゆえに、駐車も快適に行えます。 

特に、都心の狭い敷地にオフィスがあり、駐車スペースが限られている企業様は重宝するでしょう。 

収容力の高いラゲッジスペース

BYD DOLPHINは、ラゲッジスペースの収容力の高さも非常に魅力的です。 

 

具体的には、通常時で345Lの荷物を積み込むことが可能です。 

パンフレットや提案書といった大量の営業資料も、十分に入る広さが確保されています。 

さらに後部座席を倒すと、1,310Lまで積載可能になり、60Lのスーツケースであれば8個ほど収容できる大空間へと変化します。 

これだけの容量があれば、日々の営業だけでなく、案内看板や機材などの運搬が必要なイベント時にも活躍すること間違いなしです。 

高級感あふれる内装 

ラグジュアリーな内装も、BYD DOLPHINが社用車に向いている理由の一つです。 

 

BYD DOLPHINの座席は、合皮を使用した高級感のある仕上がりとなっています。 

また穏やかな波をイメージした内装は、リラックスできる空間を演出し、まるで海の中にいるような乗り心地を感じさせてくれるでしょう。 

 

このように内装にもこだわって造られたBYD DOLPHINは、役員や取引先を送迎する場面のように、フォーマルなビジネスシーンでも役立つはずです。 

 

ガソリン車とBYD DOLPHINのランニングコストの差

 

電気自動車の導入を本格的に検討するにあたっては、性能の魅力とあわせて、ランニングコストについても押さえておきたいところです。 

ここからはガソリン車とBYD DOLPHIN Baselineを、3年間乗りつづけたと想定して、両者のランニングコストの違いを解説します。 

 

なお駐車場代や車検費用といった、費用の差が生じにくいものについては省略して計算しています。 

ガソリン車のランニングコスト

まずは、平均的な仕様のガソリン車を、3年間使用した場合のランニングコストをご覧ください。 

 

ガソリン車のランニングコスト 

項目 

金額 

備考 

ガソリン代 

33万9,999円 

  • “走行距離(km)÷燃費(km/L)×ガソリン単価(円/L)”の計算式で年間のガソリン代を算出 

  • 年間の走行距離を1万km、燃費を15km/L、ガソリン単価を170円/Lと仮定 

  • よって、年間のガソリン代は“1万÷15×170=11万3,333円” 

自動車税種別割 

10万8,000円 

  • 総排気量が1,500cc超2,000cc以下のガソリン車を想定 

  • 年間の税額は3万6,000円 

オイル交換費用 

1万5,000円 

  • 年に1回、5,000円で交換すると仮定 

合計 

46万2,999円 

 

ガソリン車を3年間使用した場合のランニングコストは、ガソリン代・自動車税種別割・オイル交換費用を計算して、46万2,999円程度という結果になりました。 

BYD DOLPHIN Baselineのランニングコスト

続いて、BYD DOLPHIN Baselineを3年間乗りつづけた場合のランニングコストについて説明します。 

 

BYD DOLPHIN Baselineのランニングコスト 

項目 

金額 

備考 

電気代 

10万4,376円 

  • 年間の電気代は“走行距離(km)÷電費(km/kWh)×電気単価(円/kWh)”の計算式で年間の電気代を算出 

  • 年間の走行距離を1万kmと仮定、Baselineの電費は8.91km/kWh、電気単価を31円/kWhと仮定 

  • よって、年間の電気代は“1万÷8.9×31=3万4,792円” 

自動車税種別割 

5万6,250円 

  • グリーン化特例により初年度は本来の税額から75%軽減され、6,250円 

  • それ以降は2万5,000円 

合計 

16万626円 

 

BYD DOLPHIN Baselineの3年間のランニングコストは16万626円程度であり、ガソリン車よりも30万円ほど安いことがわかります。 

これだけの差が生じる大きな要因としては、動力源の価格差が挙げられるでしょう。 

電気代はガソリン代と比べて安いため、それがランニングコストに違いを生じさせるのです。 

 

このように長期的な視点で見ると、ガソリン車よりも、電気自動車のほうがお得に乗れる可能性があることがおわかりいただけたはずです。 

 

電気自動車を社用車として導入する際の注意点

 

電気自動車を導入する際、ガソリン車とは動力源が異なることを覚えておきましょう。 

 

電気自動車の動力源はガソリンではなく、“電気”です。 

バッテリーの残量が減ったときは、“基礎充電”という方法で充電する必要があり、この基礎充電を行うためには自社で設備を整えなければなりません。 

 

基礎充電のほかにも、商業施設やスタンド、サービスエリアで行う“経路充電”とよばれる方法もありますが、経路充電のみで社用車として利用するのは難しいでしょう。 

 

そのため電気自動車を社用車として導入する際は、同時に基礎充電の設備を整えなければならず、それに伴い、初期費用が発生することは認識しておきたいところです。 

なお初期費用は、国や自治体の補助金制度を利用すれば、ある程度抑えられる可能性があります。 

 

BYD DOLPHINでも利用できる補助金制度

 

電気自動車には、購入の際の手助けとなる補助金制度が用意されています。 

以下では、国や自治体による2つの補助金制度をお伝えします。 

CEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金) 

“CEV補助金”とは、国が電気自動車の導入を支援するために設けた補助金制度です。 

2025年度におけるBYD DOLPHINの補助金額は、以下の通りです。 

 

BYD DOLPHINの補助金額 

車種 

補助金額 

BYD DOLPHIN Baseline 

35万円 

BYD DOLPHIN Long Range 

35万円 

CEV補助金の申請は、車両の購入後、あるいはリースの支払い手続きの完了後に書類の郵送または、Webにて行うことができます。 

 

電気自動車等の普及促進事業(東京都) 

全国の地方自治体において、独自の補助金制度が設けられている可能性もあります。 

オフィスを構える地域の自治体で、制度が実施されているのか確認してみましょう。 

 

今回は一例として、東京都の補助金制度を紹介します。 

東京都が実施する“電気自動車等の普及促進事業”とは、電気自動車やプラグインハイブリット車などを導入する法人や個人に対して、経費の一部を助成する制度です。 

 

補助金額の目安は、以下をご確認ください。 

 

電気自動車等の普及促進事業の基本補助金額 

 

【事業者】電気自動車 

【事業者】プラグインハイブリット車 

給電機能あり 

37万5,000円 

30万円 

給電機能なし 

27万5,000円 

20万円 

東京都の電気自動車等の普及促進事業に関しては、給電機能の有無によって補助金額が変動するのが特徴です。 

また840万円を超える車両は、補助金額が本来の額の80%に減額されてしまうため、その点もあわせて覚えておきたいところです。 

 

BYD DOLPHINには魅力がたくさん!法人の社用車として安心安全にご利用いただけます

 

今回は社用車に適したBYDの電気自動車、BYD DOLPHINの魅力について解説しました。 

 

BYD DOLPHINはBaselineで約400km、Long Rangeで約476kmもの航続距離を実現しており、長距離の移動になりがちな社用車でも安心して利用できる車両です。 

くわえて小回りが利きやすいスマートなボディや、収容力の高いラゲッジスペースも、社用車としての利用にふさわしい一台といえるでしょう。 

またBYD DOLPHINをはじめとする電気自動車は、ガソリン車よりもランニングコストを抑えられるのも魅力です。 

 

本記事をご覧いただき「BYD DOLPHINの導入を検討してみようかな」とお考えになった企業様は、ぜひBYD横浜中央店まで試乗にいらしてください。 

実際に運転してみることで、BYD DOLPHINの魅力をより一層感じられるはずです  また、BYD ATTO 3の試乗レポートBYD DOLPHINの試乗レポートBYD SEALの試乗レポートも公開しているので、ぜひ合わせてご覧ください!

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