こんにちは!
東京都新宿区にある株式会社ecloreにて、事業部長をやっております望月と申します。
昨年試乗させてもらったBYDのコンパクトEV『DOLPHIN』について、今回は安全性能に焦点を当ててご紹介していきます。
特に注目すべきなのが、以前試乗したATTO3にはない装備や機能です。
十分に高い安全性能を誇るATTO3と比べ、さらにどのような加点ポイントがあるのか、詳しく知りたい方はぜひ最後までご覧ください。
目次
2-5.ドライバー注意喚起機能 3.BYD DOLPHINは社用車にもおすすめ 3-1.土地勘のない道でも安全運転できる 3-2.車移動が多い業務でも安心できる 3-3.狭いスペースでも小回りが利く 3-4.長距離運転にも対応できる航続距離を実現している 3-5.燃料費を削減できる
BYD DOLPHINとは?
DOLPHINとは、2023年9月に日本での発売が開始された、コンパクトカータイプのEVです。
航続距離の長さや充実した機能・装備といった特徴は共通しながらも、サイズはATTO3よりひと回り小さく、取り回しの良さに優れます。
また、DOLPHINの一部装備は、安全性で高い評価を獲得しているATTO3のものと共通しており、その性能の高さは折り紙つきです。
ATTO3と共通の安全装備の一例
アダプティブクルーズコントロール
レーンキープアシスト
車線逸脱警告
車線逸脱防止
ブラインドスポットインフォメーション
自動緊急ブレーキ
DOLPHINは、ATTO3に次いで、欧州の安全評価プログラム『Euro NCAP』で最高評価の5つ星を獲得しています。
しかし、BYD横浜中央店でお客さま担当をされている岡田さんいわく、「DOLPHINの安全性能は、ATTO3を上回るレベル」とのこと。
岡田さん:
DOLPHINは、BYDの日本向けラインナップのなかでも、エントリーモデルとして位置づけられています。
そのため、年齢や性別、それまでの運転経験の有無にかかわらず、どなたにも安心して運転してもらえるような設計となっているのです。
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BYD DOLPHINの抜きん出た安全性能

DOLPHINの安全性能は、どれほど高いのでしょうか?
実はDOLPHINには、ATTO3にはない独自の安全機能が5つもあるんです。
その5つを以下に紹介していきます。
FCTA(フロントクロストラフィックアラート)
DOLPHIN独自の機能の1つ目が、FCTA(フロントクロストラフィックアラート)です。
FCTAは、車両の低速走行時、前方に衝突しそうな車両が現れた場合に、ドライバーへ視覚と音で警告を発します。
検知可能な車両は四輪車だけではなく、二輪車も含まれるので、急に飛び出してきた自転車などにも対応できる、優れた安全機能です。
岡田さん:
後退時に後方から接近してくる車両に対しては、ATTO3にも搭載されている、リアクロストラフィックアラート(RCTA)が作動しますので、バックする際も安心です。
FCTB(フロントクロストラフィックブレーキ)
独自機能の2つ目であるFCTB(フロントクロストラフィックブレーキ)は、自動ブレーキの一種です。
FCTAのアラート後も、衝突の危険性が依然高い場合に作動します。
もちろん、アラートを受けてドライバーが自主的に衝突を回避できるのが理想的ですが、不意に現れた車両に対して、とっさに反応するのが困難なケースも少なくありません。
FCTBがあれば、そのような状況でも衝突事故のリスクが軽減されるので、安心して運転することができます。
ペダル踏み間違い時加速抑制装置
3つ目の独自機能が、ペダル踏み間違い時加速抑制装置です。
この機能は、その名前の通り、誤ってアクセルペダルを踏み込んでしまった場合に効果を発揮します。
具体的には、発進時、または時速10km以下での低速走行時、進行方向の3m以内に障害物を検知した場合は、アクセルペダルの踏み込みを抑制する、という機能です。
アクセルペダルの踏み間違いは誰にでも起こりうるミスなので、車両側で抑制してくれるのは、心強いですね。

幼児置き去り検知システム
4つ目の幼児置き去り検知システムは、車内に取り残された子どもを検知する機能です。
ドライバーが降車した際、車内のミリ波レーダーが生体の有無を確認します。
そして、もし生体が検知されたなら、ライトの点滅とホーンで車外に知らせるのです。
近年、悲しいことに、幼児が車内に放置され、死亡するなどの痛ましい事故がしばしば発生しています。
絶対にあってはならないことですが、大人のふとした気の緩みから、不測の事態に発展してしまうこともあるかもしれません。
ドライバーが細心の注意を払うのが当然ではあるものの、万全を期すのであれば、この機能の存在は非常に重要であると言えます。
岡田さん:
保育園の送り迎えなどで、お子さまを車に乗せる方は多くいらっしゃると思います。
そうした方に、少しでも安心して運転してもらいたいというのが、BYDの想いです。
ドライバー注意喚起機能
最後の独自機能が、ドライバー注意喚起機能です。
車両の操作状況からドライバーの疲労度合いを評価し、その結果に応じてリアルタイムで注意喚起を行います。
あくまでも補助的な機能ではありますが、運転中に自身では気づきにくい疲労度を測定し、危険と判定したら注意してくれるので、ドライバーには頼もしい機能と言えそうです。
BYD DOLPHINは社用車にもおすすめ
安全運転を叶える機能を備えたDOLPHINは、普段使いだけではなく、社用車にもぴったりです。
その理由を、以下で紹介します。
土地勘のない道でも安全運転できる
お仕事では、慣れない場所を運転しなければならないこともありますよね。
そのようなときも、DOLPHINが備えるFCTAとFCTBなら、安全運転をサポートしてくれます。
土地勘のない道を走行するときによくあるミスが、「道を間違えないように」と意識するあまり起こる“見落とし”です。
たとえば、周囲の確認が不十分になったり、突然現れた車両への反応が遅れたりすることがあるかもしれません。
しかしDOLPHINなら、このような場面でも、アラートや自動ブレーキ機能で衝突事故のリスクを軽減できるのです!
車移動が多い業務でも安心できる
車移動が続く業務では、知らず知らずのうちに疲労が溜まるもの。
DOLPHINが搭載しているドライバー注意喚起機能があれば、ブザーとディスプレイ表示でアラートを出してくれるので、適切に休憩をとりやすくなります。
業務となると、つい無理をして運転を続けてしまいがちですが、DOLPHINが休憩を促してくれるなら心強いですよね。
狭いスペースでも小回りが利く
全長4,290mmのDOLPHINは、一般的な普通自動車よりもサイズが小さく、住宅街や狭い路地でもスムーズに運転できます。
小回りが利くため、街中を走ることが多い営業車としても利用しやすいでしょう。
駐車スペースが狭い場合も、難なく駐車できるので安心です。
長距離運転にも対応できる航続距離を実現している
DOLPHINの航続距離は、スタンダードモデルで400km、ロングレンジモデルなら476kmとなっています。
つまり、約350kmある東京から名古屋までの距離を、1回の充電で走行できるわけです!
これだけの航続距離があれば、社用車としての性能は十分だといえるのではないでしょうか。
燃料費を削減できる
社用車をDOLPHINにすると、燃料費を削減できる可能性があります。
一般的なガソリン車の場合、1km走るごとにかかるコストは約9.2円だといわれています。
一方、電気自動車であれば、1kmあたりのコストを約4.8円に抑えられるのです。
この点を考慮すると、ガソリン車からDOLPHINに乗り換えてコストカットを図ったほうが、企業にとっては負担が軽くなりますよね。
安全機能が満載のDOLPHINは誰にとっても安心できる一台だった
今回は、DOLPHINの安全性能についてご紹介しました。
DOLPHINは、ATTO3と共通の装備以外に、5つの安全機能を有しており、安全面に関してはBYDのEVのなかでも最高水準を誇ります。
ペダルを踏み間違えた際のアクセル抑制や、子どもの置き去り検知など、万が一に備えた機能も揃っているので、安全性の高いEVをお求めの方に最適な一台です。
DOLPHINの安全性能や、そのほかの特徴についてより詳しく知りたい方は、ぜひBYD横浜中央店までお越しください。
監修者情報
監修者:もっちー
東京都新宿区の株式会社ecloreにて、Webサイト編集長兼Webマーケティング事業部長を担当。
大手美容クリニックのマーケティング担当を経て参画し、現在は自社サイトである『Rank-Quest』の提供するSEOサービスを統括する。
今回試乗させていただいたディーラー様:BYD横浜中央店
所在地:神奈川県横浜市中区長者町1丁目4−14
電話番号:0120-045-089
営業時間:10:00~18:00(毎週火曜日、水曜日は定休日)
対応いただいた担当者様:岡田智美さん
また、BYD ATTO 3の試乗レポートとBYD DOLPHINの試乗レポート、BYD SEALの試乗レポートも公開しているので、ぜひ参考にしてみてください!