横浜市でEVの急速充電ができる場所はどこ?注意点も解説
- もっちー
- 2024年4月25日
- 読了時間: 9分
更新日:4月15日

電気自動車で横浜市へ向かい、市内で充電を予定している方は、どこに急速充電できる充電スタンドがあるのか、気になりますよね。
充電スタンドの場所は、どのように調べればよいのでしょうか?
そこで本記事では、横浜市内の急速充電ができる充電スタンドを、ピックアップして紹介します。
電気自動車で横浜市に向かうご予定があれば、ぜひ参考にしてください。
目次
横浜市にはEVの急速充電が可能な充電スタンドはどのくらいある?
横浜市内に急速充電ができる充電スタンドは、約200口あります。
24時間利用可能な充電スタンドも多く、電気自動車で横浜市を訪れた際に万が一充電残量が少なくなったとしても、安心できる環境が整っているといえるでしょう。
こうした背景には、横浜市が推進中の“EV充電器の公道設置に関する事業”の存在があります。
この事業は、横浜市と株式会社e-Mobility Powerが連携協定を締結し、2020年から始まったもので、充電インフラの拡大に向けた新たな仕組みづくりを目的としています。
すでに市内3か所で、公道に急速充電器を設置して、実証実験事業を実施中です。
今後もこのような取り組みによって、急速充電が可能な充電スタンドは増加していくと考えられます。
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横浜市内でEVの急速充電ができる充電スタンド
ここからは、横浜市内にある、急速充電が可能な充電スタンドをいくつかご紹介します。
主要な道路に面していて立ち寄りやすい、あるいは目印となる建物に併設されていて見つけやすい充電スタンドをピックアップしましたので、ぜひご活用ください。
BYD AUTO 東名横浜
所在地 | 神奈川県横浜市緑区長津田町5814-5 |
利用可能時間 |
|
定休日 |
|
電話番号 | 045-744-7455 |
急速充電の料金 |
|
支払方法 | エコQ電 |
1回あたりの急速充電時間の上限 | 30分 |
BYD AUTO 東名横浜は、国道246号線「町田市辻」交差点角にある、BYDのカーディーラーです。
横浜町田インターチェンジからも近い場所にあるため、ドライブ中に立ち寄りやすいのではないでしょうか。
なお、BYD AUTO 東名横浜で急速充電器を利用するには、充電サービスのエコQ電に登録したうえで、アプリもしくはカードの用意が必要です。
ご利用の際は、事前にこれらの準備を済ませておくことをおすすめします。
青葉区しらとり台
所在地 | 神奈川県横浜市青葉区しらとり台69 |
利用可能時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
電話番号 | 03-6275-1745(株式会社e-Mobility Power) |
急速充電の料金 | e-Mobility Powerカードビジター料金:77円/1分 ※充電カードによって料金の変動あり |
支払方法 | e-Mobility Powerカード/BMW Charging |
1回あたりの急速充電時間の上限 | 30分 |
県道140号線沿いの「青葉区しらとり台公道充電ステーション」には、横浜市の事業の一環として急速充電器が2口設置されています。
この急速充電器は高出力で充電可能な点が特徴であり、1台のみ充電する場合であれば、最大出力90kWで充電できます。
2台同時に充電したとしても、1台あたり56kWの最大出力で充電が可能です。
つまり、30分で約45kWhもしくは約28kWhの充電ができるため、道中で充電を急ぐ際には頼りになりそうです。
センター南駅前ロータリー
所在地 | 神奈川県横浜市都筑区茅ケ崎中央52-1 |
利用可能時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
電話番号 | 03-6275-1745(株式会社e-Mobility Power) |
急速充電の料金 | e-Mobility Powerカードビジター料金:77円/1分 ※充電カードによって料金の変動あり |
支払方法 | e-Mobility Powerカード/BMW Charging |
1回あたりの急速充電時間の上限 | 30分 |
横浜市営地下鉄センター南駅前のロータリーにも、横浜市の事業として設置された50kWの急速充電器が2口あります。
駅前すぐの場所にあり、待ち合わせがてら充電したいときなどにも便利です。
立ち寄る際は同駅広場を目印にして向かうと、充電スタンドを見つけやすくなるでしょう。
なお、この急速充電器付近には待機スペースがないため、すでに充電中の車がいたら、待機する停車場所に気を配る必要があります。
新港中央広場
所在地 | 神奈川県横浜市中区新港1-5 |
利用可能時間 | 24時間 |
定休日 | なし |
電話番号 | 03-6275-1745(株式会社e-Mobility Power) |
急速充電の料金 | e-Mobility Powerカードビジター料金:77円/1分 ※充電カードによって料金の変動あり |
支払方法 | e-Mobility Powerカード/BMW Charging |
1回あたりの急速充電時間の上限 | 30分 |
横浜ワールドポーターズや横浜赤レンガ倉庫の近くにある新港中央広場は、ドライブの途中に立ち寄りやすいスポットです。
この場所には、横浜市による事業の一環として、急速充電器よりもさらに高出力の150kWで充電できる、超急速充電器が1口設置されています。
トラックなどの大きな電気自動車でも充電できる点が、他にはないここだけのポイントです。
くわえて、50kWで出力可能な急速充電器も1口あります。
金沢プール(リネツ金沢)
所在地 | 神奈川県横浜市金沢区幸浦2-7-1 |
利用可能時間 | 9:00~20:00 |
定休日 |
※7・8月は無休
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電話番号 | 0570-091-915 |
急速充電の料金 | エコQ電:30円/1分 ※充電カードによって料金の変動あり ※別途駐車場料金あり |
支払方法 | エコQ電/e-Mobility Powerカード/BMW Charging |
1回あたりの急速充電時間の上限 | 30分 |
横浜市が運営する金沢プールの駐車場内にも、30kWの急速充電器が1口あります。
金沢プールを目印にすれば、すぐに見つけられるでしょう。
周辺には動物園や大きな公園、ショッピングモールなどがあり、ドライブでこうした観光施設に向かう道中にも立ち寄りやすいといえます。
ただし、急速充電器を利用するには駐車場内に入る必要があるため、駐車場料金が発生します。
立ち寄る際は、この点にご注意ください。
クイーンズスクエア横浜
所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-5(駐車場地下4階) |
利用可能時間 | 7:00~24:00 |
定休日 |
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電話番号 | 045-682-2310 |
急速充電の料金 | ENEOS Charge Plus会員料金:46.2円/1分 ※別途駐車場料金あり |
支払方法 | ENEOS Charge Plus |
1回あたりの急速充電時間の上限 | 60分 |
クイーンズスクエア横浜は、みなとみらい駅のすぐ近くにある、ランドマークとして見つけやすい大型複合施設です。
駐車場地下4階に、50kWの急速充電器が1口設置されています。
この急速充電器は、1回あたりの利用時間の上限が60分となっており、しっかり充電できる点がうれしいポイントです。
駐車場は有料ですが、充電の合間に施設を利用することで、駐車場料金が無料になるサービスを適用してもらえます。
EVの急速充電が可能な充電スタンドがある場所
電気自動車の急速充電ができる充電スタンドは、経路充電を想定している場所に設置されることが一般的です。
そのため、横浜市内だけではなくほかの地域でも、設置場所はおおむね以下のような施設となっています。
電気自動車の急速充電が可能な充電スタンドがある場所の例
カーディーラー
道の駅
高速道路のサービスエリア・パーキングエリア
高速道路インターチェンジ付近の商業施設
公道
コンビニエンスストア
道中で充電が必要となった際は、このような場所を探すと、急速充電が可能な充電スタンドを見つけやすくなるでしょう。
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EVの急速充電に関する注意点
急速充電スタンドを利用する際は、普通充電との違いを押さえておくと、戸惑うことなく利用できます。
以下では、その詳細を解説します。
注意点①利用時間が制限されていることが基本である
街中や公道に、公共用として設置されている急速充電器は、利用時間が決められているケースがほとんどです。
なるべく多くの人が急速充電できるように、1回あたり30分程度の時間制限が設けられています。
充電スタンドによって上限時間に違いがあるため、利用する急速充電器の時間制限は、必ず確認しておきましょう。
なお、30分という時間制限があっても、十分な電気量を蓄えることは可能です。
たとえばBYDの『ATTO3』は、残量20%の状態から急速充電した場合、30分で97%まで回復します。
つまり、30分あれば、フル充電時に近い電力量は確保できるわけです。
注意点②急速充電では満充電にできない
急速充電の時間制限について説明しましたが、急速充電では、実は100%まで充電することはできないようになっています。
これは、急速充電器の高出力からバッテリーを守るための仕様であり、満充電を迎える前に充電が止まります。
目的地までの道のりでは急速充電を行い、目的地に着いて停車しているあいだは普通充電をするという方法で、使い分けましょう。
注意点③外気温によって充電スピードが左右されることがある
外気温の変化に伴い、バッテリー本体の温度が変化すると、電気自動車の充電パフォーマンスに影響が出ることがあります。
バッテリー本体が過度に熱くなっている、あるいは冷たくなっている場合は、充電スピードが低下します。
このため、夏場や冬場に屋外の急速充電器を利用するときは、通常よりも充電時間が長くなる可能性があるため、注意が必要です。
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横浜市にはEVの急速充電ができる場所が多く存在するので安心
今回は、横浜市内で立ち寄りやすい、あるいは見つけやすい電気自動車の急速充電スタンドを、ピックアップして紹介しました。
横浜市には、電気自動車の急速充電器が約200口あり、24時間利用可能な場所も存在します。
市内を訪れる際、ルートにある充電スタンドをいくつか知っておけば、いざという時も慌てずに済むでしょう。
急速充電スタンドが多い横浜市には、電気自動車を販売しているカーディーラーも複数あります。
その一つであるBYD横浜中央店では、『ATTO3』や『DOLPHIN』、さらに『SEAL』などの電気自動車に試乗していただくことが可能です。
快適な乗り心地を、ぜひお試しください。
BYD ATTO 3の試乗レポート、BYD DOLPHINの試乗レポート、BYD SEALの試乗レポートも公開しているので、ぜひ合わせてご覧ください!